幼稚園教育要領などの改訂を見据えて、今後の幼児教育の教育課程などを議論してきた文部科学省の有識者検討会は9月20日、第12回会合を開き、幼児教育の課題や指導の充実に必要な条件整備などを整理した最終報告案について、大筋で了承した。「おわりに」では、中間 ...
進化を続ける生成AIを学校現場でどう活用するか――。東京都多摩市の中高一貫校の大妻多摩中学高校でこのほど、教員42人がNPO法人による生成AIを学ぶ教員向け研修プログラムを受講した。同校では今後、さまざまな校務で活用していく方針で、参加教員からは「教 ...
欧米では小学生の宿題問題が議論されている。2012年にはフランスで、保護者による宿題ボイコット運動が起こっている。同記事は「フランスの親と教師グループが宿題は役に立たず、疲れるし、子供たちの間の不平等を助長するとして、2週間、宿題をボイコットするよう ...
エージェンシーが私たち日本の多くの教育者の目に触れ、耳に届き始めたのは2018年以降でしょう。当時、OECD教育スキル局が加盟国と進めた「Education 2030プロジェクト」において、2030年の社会で子どもたちに求められるキー・コンピテンシー ...
教職の魅力を再構築・再発見するとき、現場で起きている「望ましくない」現実にもしっかりと正対しておかねばなりません。学校現場では日々、子どもたちの多様な不適切行動・問題行動に向き合い、時には保護者の理不尽とも思えるような要望にも対応を求められます。そう ...
小中学校のニーズに応じた外部人材活用や教員の働き方改革を協力して進めようと、三重県桑名市はこのほど、学校向けの外部人材紹介サービス「複業先生」を運営する企業と連携協定を結んだ。地元の小中学校の授業に合わせた外部人材の紹介にとどまらず、学校からのフィー ...
SNSを運営する米IT大手メタは9月18日、中高生世代を中心に人気があり、写真や動画の投稿・閲覧ができるインスタグラムについて、16歳未満の利用者を対象に、自動的に不適切なコンテンツが制限されるなどのティーンアカウントを設定すると発表した。日本では来 ...
児童生徒数の減少などを背景に、全国で学校の統廃合が進んでいる。福島市でも同市立松陵中学校と同市立松川小学校、同市立金谷川小学校、同市立下川崎小学校の4校を再編成し、2025年4月、同市では初となる義務教育学校「松陵義務教育学校」が開校する。今年度に入 ...
文部科学省の「教育データの利活用に関する有識者会議」の第25回会合が9月20日、オンラインで開かれ、デジタル教科書や教材業界の関係者ら4人からヒアリングを行った。この中で同会議の讃井康智委員がEdTech業界関係者としてヒアリングに出席し、「学習eポ ...
古文を論理的に読み解く━━。ICTを活用した授業に取り組む日本体育大学柏高校で9月13日、公開授業とICT研究会が行われ、「探究的な学び×ICT」をテーマに、外部ティーチャーと同校教員とのコラボ授業が展開された。そのうち、都留文科大学4年生の新堀朔也 ...
日本の教育課程の基準である学習指導要領の改訂に向けた議論が、間もなく本格化する。文部科学省の「今後の教育課程、学習指導及び学習評価等の在り方に関する有識者検討会」は9月17日に、論点整理案について大筋で合意。今後、取りまとめられた論点整理を基礎的資料 ...