欧州の船舶管理大手コロンビア・シップマネジメント(CSM、本社・キプロス)は、革新的な海事ITプラットフォームを導入した。航空業界で利用されているITシステムをベースにスマートシー社が開発したもので、同社の最初の顧客となった。同 ...
日本港運協会は13日、国内港湾の年末年始例外荷役(年末年始荷役)について、労使間での協議が整わなかったため2024年度は実施しないと発表した。年末年始荷役を巡っては、今年の港湾春闘で組合側が「労働環境整備のため年末年始不稼働」を主張し、港湾労使にとって大きな焦点だった。日港協側は船社の要請を受けて組合側と交渉してきたが、合意できなかった。年末年始荷役はこれまで日本港湾の「364日フルオープン」の象 ...
◇センコーグループホールディングス 経常利益は前年同期比9%増の163億円だった。グループ全体での拡販と料金・価格改定などが奏功し、M&A(合併・買収)の収益も寄与した。売上高は9%増の4141億円、営業利益は14%増の168億円。純利益は19%増の104億円だった。セグメント別に見ると、物流は10%増収、営業利益が27%増の160億円だった。商事・貿易は3%増収、営業利益が14%増の1… ...
川西倉庫 経常利益は前年同期比21%減の5億9200万円。国内物流で港湾運送業務が減少したことなどが響いた。売上高は0・9%増 ...
◇名港海運経常利益は前年同期比12%増の38億円。港湾運送や航空貨物運送が伸びて増収となった上、受取利息や受取配当金の増加も寄与した。売上高は3%増の402億円、営業利益は8%増の29億円。純利益は3%増の24億円だった。港運およびその関連事業が3%増収、営業利益は9%増の25億円。そのうち、港湾運送が沿岸作業とアジアの取り扱い増で7%増収、航空貨物運送が輸出入ともに増加して28%増収。… 続きは ...
◇丸全昭和運輸 経常利益は前年同期比13%増の73億円だった。主力の物流事業で貨物取扱量を増やしたほか、営業原価率の低下や販売管理費の圧縮で営業段階から増益。売上高は4%増の712億円、営業利益は14%増の68億円。純利益は投資有価証券売却で21%増の58億円だった。物流事業は4%増収、営業利益が15%増の58億円だった。倉庫業はわずかに減収も貨物自動車運送、港湾運送、鉄道利用運送、物流… ...
◇日新 経常利益は前年同期比3%増の49億円。主力の物流事業が好調で、投資利益の減少など営業外利益が前年同期を下回ったが、経常増益を確保した。売上高が14%増の934億円、営業利益が10%増の45億円。投資有価証券売却益65億円で特別利益が膨らみ、純利益は2・1倍の77億円。セグメント別では、物流事業が13%増収、営業利益は3%増の35億円。日本では自動車関連貨物や食品、化学品などの取り扱… ...
中東の港湾・物流大手DPワールドは11日、豪法人DPワールドオーストラリアが、同国シルクロジスティクスホールディングスの株式100%を取得することで合意したと発表した。買収額は1億7450万豪州ドル(約176億円)。規制当局の審査などを経て、2025年上半期に取引が完了する見込みだ。シルクロジスティクスは豪5州で21拠点・25倉庫を運営する、港湾から最終配送までの統合物流サービスを提供して… ...
安田倉庫の関西地区の物流センターである大阪営業所(大阪市)が、大阪市の2024年度「ごみ減量優良建築物環境局長表彰」を受賞した。同営業所では、安田倉庫の物流事業やテナントの事業に伴う廃棄物の減量に取り組み、20年度から連続して「ごみ減量優良標」を受領。こうした廃棄物減量の継続的な取り組みが評価された。大阪市は1999年度に、廃棄物の減量推進・適正処理、生活環境の清潔保持に顕著な功績を上げて… ...
日本パレット協会(JPA)は11日、「パレットの日(11月12日)」の記念講演会をオンラインで開いた。講演は物流の過去・現在・未来の3本立てで、物流の歴史をさかのぼり、パレット導入が図られた経緯を紹介。現在については、物流の「2024年問題」を踏まえてパレットの意義を解説した。未来に向けては、パレット標準化や物流課題の解決に向けて、消費者の行動を変える必要性を訴えた。物流の過去に関して、物… ...
【中部】物流不動産開発会社シーアールイー(CRE)は11日、名古屋市港区で開発を進める大型物流施設「ロジスクエア名古屋みなと」(延べ床面積約4万9900平方メートル)に着工したと発表した。湾岸部の工業専用地域に位置するマルチテナント型(複数企業向け)の施設で、2025年12月31日の竣工を予定する。同施設は、名古屋市中心部まで約11キロメートル、名古屋高速4号線・木場インターチェンジ(IC… ...
神戸大学海事博物館セミナー「神戸からの船出」が30日、神戸大学深江キャンパス(兵庫県神戸市東灘区深江南町5)で開かれる。近代海運が始まった頃のエピソードや、貨客船のサービスについて講演がある。神戸学院大学経営学部の松田裕之教授が「近代海運の夜明け前~船×旅客×貨物の事件史」の演題で講演する。また、神戸大大学院海事科学研究科の服部恵理子氏は「船のおもてなし『花毛布』の世界」のタイトルで講演し… ...