業界紙の報道ベースの話ではありますが、日本薬剤師会会長の岩月進氏の発言が基で、日本医師会から「抗議」があったことが話題になっています(その後の日医の会見で、松本氏自身は「抗議」ではない旨を説明)。簡単にまとめますと、日医会長の松本吉郎氏と同席した田村憲久衆院議員の勉強会で、OTC薬 ...
2024年度診療報酬改定では、脂質異常症、高血圧、糖尿病の生活習慣病管理の報酬が、検査などを包括する生活習慣病管理料(I)と、包括しない(II)に再編。一方で、特定疾患療養管理料と特定疾患処方管理加算の対象疾患から、生活習慣病が除外されまし ...
80歳男性。8年前に間質性肺炎を指摘され、抗線維化薬を継続している。半年前から階段や坂道を上る際に軽度の呼吸困難を自覚していたが、2週間前には軽い労作でも呼吸困難が起こるようになった。咳嗽の悪化も伴う。
政府は医療費の適正化などを目的に、後発医薬品に続きバイオシミラー(BS)の普及を推し進めている。しかし、これまで「ベンチマークとなるバイオシミラーのシェア率は不明だった」と昭和大学薬学部病院薬剤学講座准教授の百賢二氏は指摘する。そこで百氏らは国内の複 ...
東京都内で在宅医療を手掛けるおうちの診療所中野(東京都中野区)院長の石井洋介氏。現在44歳の石井氏は、高校時代の潰瘍性大腸炎の発症と大腸全摘をきっかけに医師を志し、消化器外科医になった。外科医として勤務後、厚生労働省で医系技官として働き、超高齢社会における地域医療の課題に気づいたこ ...
変形性膝関節症は、保存療法で対応できなくなったら人工膝関節置換術を選択するしかないというイメージが強くあります。しかし近年、末梢神経ラジオ波焼灼療法や膝周囲骨切り術、半月板制動術といった新たな方法が相次ぎ保険収載されました。
米国Harvard大学医学部のKarinaN.Ruiz-Esteves氏らは、免疫チェックポイント阻害薬(ICI)で治療を受けた癌患者を対象に、ICI誘発性糖尿病の発症率や危険因子を調べるコホート研究を行い、10万人・年当たりの発症率は124.8で、基礎疾患の2型糖尿病や複数のICIの併用などが危険因子だったと報告した。結 ...
炎症性腸疾患(IBD)患者がRSウイルス(RSV)に感染した場合、IBDではない人と比べて入院リスクが高いことが報告された。結果は8月1日、TheAmericanjournalofgastroenterology誌に掲載された。IBD患者はインフルエンザや肺炎球菌などの感染症における重症化リスクが高いことが以前から知られているが、 ...
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日経メディカル Onlineの医師会員を対象に、SGLT2阻害薬のうち最も処方頻度の高いものを聞いたところ、36.7%の医師がダパグリフロジンプロピレン ...
韓国Seoul国立大学盆唐病院のAnnaShin氏らは、40~69歳の2型糖尿病患者で、DPP-4阻害薬またはSGLT2阻害薬で新たに治療を開始した人を対象に、傾向スコアをマッチさせたペアで認知症発症リスクを比較する住民ベースのコホート研究を行い、S ...
米国Florida大学のGraceHsin-MinWang氏らは、年齢65歳以上のメディケア受給者で新たにうつ病と診断された患者を1年間追跡し、治療に用いた抗うつ薬と転倒関連外傷(FRI)リスクについて検討したところ、未治療の患者よりも抗うつ薬を処方 ...